フィアットムルティプラの価格・スペック
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フィアットムルティプラの新車情報
フィアットムルティプラの最新情報まとめフィアット・ムルティプラ
ムルティプラ(Multipla)は、フィアットが製造・販売していた自動車である。
販売当初は、ロービーム用ヘッドランプは一般的な配置とした一方で、前面窓の下端とボンネット後端に段差を設け、ハイビーム用ヘッドランプがAピラーの根本付近に配置される他に例を見ない良く言えば斬新、悪く言えば奇抜な外観デザインとなった。その外観は「世界で最も醜い車」、「この車は実際に乗るべきだ。何故なら車の中にいる限り、醜い外観を目にしなくて済むから」と評された。2008年には英デイリー・テレグラフ紙が企画した「史上最も醜い車100選」で、ポンティアック・アズテックに次ぐ2位に選ばれた。
駆動形式はFFで、2列の3人掛けシートが配され6人乗りとされた。すべてのシートは独立しており、運転席以外は個別に折りたたみ、取り外しが可能である。取り外し可能なシートにより荷室を広くすることも出来る。欧州ではカーフェリー料金が4mを境に大きく跳ね上がるため、全長を3,995mmに抑えたことをフィアットが訴求点の一つとしていた。
また、当モデルをベースにしたスパイダーがフィアット名誉会長であったジャンニ・アニェッリの要望という形でワンオフで生産された。
2004年にマイナーチェンジが実施され、前年にフェイスリフトしたフィアット・プントに似た外観とされた。また4mを超え、前述のセールス上の利点を失う結果となった。
ムルティプラの問題は単にデザインだけではなく、1.6Lのエンジンに対して車重が重すぎてATを搭載すると非力さが目立ってしまうため、それをカバーするため全年式でAT車の設定がないという問題があった。日本向けには1.6L、1.9Lどちらのラインナップもあったが、1.9Lだと自動車税、自動車重量税が割高になってしまうこともあり、ユーザーは必然的に1.6Lの選択肢しかなかった。しかし1.6Lでも日本の他社メーカーの同クラスより維持費が割高になってしまうこともあり、日本市場には最後まで受け入れられることはなかった。同じコンセプトもしくは似たコンセプトを持ち、6人乗りで商業的に失敗した日本車の例として、日産・ティーノ、ホンダ・エディックス、ホンダ・ジェイドが挙げられる。
「多様な」を意味するイタリア語のMultiplaに由来する。
フィアットでは元々1950年代にフィアット・600の派生車種として「600 ムルティプラ」の名前を使っていたことがあり、半世紀近い間を経て車名が復活したともいえる。
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